信濃路フリー切符の旅 (part1)


 今回は、10月1日(月)〜2日(火)に行ってきました。
第86作目の旅行記です。 

 この旅では、信濃路フリー切符を使っての旅を行ないました。 そして、フリー切符の効力をフルに使い、またプラスアルファの旅を行なってきました。
 はてさて、どうなったのか、ご覧下さい。



一日ずつ区切って、読んでいただけると、良いと思います。

「2日目へ」



 10月1日月曜日、まずは、名古屋(なごや)駅からスタートです。

今回のトップバッターは、11時発の長野行き、特急しなの号です。
 信濃路フリー切符では、往復の「しなの」は、普通車指定席が確保できるので、指定席を確保しました。

乗車した列車は、大阪始発の「しなの」だったのか、ほとんど席が埋まっていました。
 そして、こちらは、グリーン車の車内ですが、4列シートとなっており、このように後ろから見ると、普通車??と思わせるような雰囲気です。
 実際に、グリーン車の座席は、どっしりとした重厚シートという雰囲気は、見えません。
「しなの」に関しては、普通車で十分・・と言う感じが伝わってきます。
 デッキのほうに出てみると、カウンターらしきものがありますが、今では、車内販売の基地として、使われているので、ここでの販売は無いです。
 神領(じんりょう)駅を過ぎると、車両所を通過します。
ここには、特急列車や通勤列車などがたくさん見れました。
 高蔵寺(こうぞうじ)駅を過ぎると、市街地や田畑が途絶え、山岳ムードが漂ってきます。
 川が近づいてきて、景色がとても良いのですが、トンネルに入ってしまうので、一瞬の風景となってしまうのが、惜しいところです。
 11時47分、中津川(なかつがわ)駅に到着しました。

この駅から、降りる乗客も目立ち始めてきました。 ここから、木曽路と呼ばれるところを走っていきます。
 今までは、最高速130kmで飛ばしていましたが、中津川から先は、山岳地帯で、急カーブなどが多発するため、速度が目立って落ちてきました。


 しばらくすると、木曽川が寄り添ってきて、しばらくは木曽川の風景を楽しめるようになってきます。
 12時22分、木曽福島(きそふくしま)駅に到着しました。

いよいよ、「しなの」の旅も後半戦です。
 分水嶺を越え、奈良井(ならい)駅を通過。

このあたりまでは、車で来た事があるのですが、家から高速道路を使って、約3時間くらい・・・。
特急では、約1時間半、半分くらいの所要時間でくるので、早いです。
 山岳地帯を抜け、平坦な道を飛ばし始めると、新たな線路が寄り添ってきて、次の停車駅が近づいてきました。
 12時49分、塩尻(しおじり)駅に到着しました。

ここで、東京方面に乗り換える乗客が半分近く降りていきました。 ここから、JR東日本のエリアへと入っていきます。
 山が遠くに見え、盆地に入った列車は、今までとは違いトップスピードに近いスピードで走り始めました。
 12時59分、松本(まつもと)駅に到着しました。

ここで、大多数の乗客が降りていき、自由席以外は、ほとんどガラガラになってしまいました。
 松本駅を出て、しばらくすると、今度は、梓川沿いを走行しました。


 そして、何度もトンネルを越えて、標高の高いところを走行するようになりました。
 姨捨(おばすて)駅あたりの車窓風景です。

このあたり、眼下は善光寺平と呼ばれており、下界の景色をこのように眺めることが出来、トップの車窓に入るところです。
 13時39分、篠ノ井(しののい)駅に到着しました。

いよいよ、あと一駅で終点です。
 長野新幹線の高架橋も寄り添ってきて、犀(さい)川を渡ります。

この川が川中島の戦いが起きたところです。
 長野新幹線のホームが見えてきて、駅が近づいてきました。
 13時48分、終点の長野(ながの)駅に到着しました。
 少し時間があるので、先頭車両まで行って、写真に収めました。
一度は、この一番前の席で前面展望を楽しんでみたいです。

長野駅の在来線ホームは、エレベータがあるところと無い所がありました。
エスカレーターでも対応しているので、バリアフリーの面では、大丈夫です。
 長野駅のコンコースには、長野オリンピックの旗が・・・。
98年ですので、もう10年近く前なんですね。
 そして、長野新幹線の10周年を祝うものもありました。


 駅を出て、最初の目的地へ向かいます。

駅前には、善光寺の表参道と呼ばれる道路がありました。
 巡回バスに乗って、善光寺に行きました。

バスもワンステップバスというバリアフリー対応のバスなので、こちらもスムーズに来れる感じです。
 参道では、お店がたくさん並んでいました。
 早速、善光寺に中へ入っていきます。
 まず、最初の大きな門は、仁王門です。


 門のなかには、銅像がありました。
 仁王門を抜けると、食堂やお土産屋が続いていました。
 しばらく進むと山門(三門)にくるのですが、なんと工事中でした。
 山門が通れないので、迂回路を通っていくことにしました。

建物も、このように見ていると、良いものですね。




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